みなさんどうもこんにちは、めのーという名前でニコニコ動画で動画を上げている者です。
ゆかりさんの2D横スクロールアクションゲーム「ユカリア」を製作している私が、ゲーム製作についてお話しようと思います。
この講座は、数多あるゲーム製作講座ブログなどとは少し違った観点からゲーム製作について触れていきます。
今回はいきなりゲーム製作に触れるのではなく、ゲームを作ろうとしている皆さんの誤解を解くお話をしていきます。
まず、他のゲーム製作講座の記事を見ていると、ほぼほぼプログラミングが書いてあり、重要であるはずのフローチャートなどは少し触れただけで片付けられてしまっています。
このページをご覧の方には、「自分でゲームを作ってみたい!」や「ゲームを作ろうとしたけど何がなんだか・・・」という方がいらっしゃると思います。
プログラミングに触れたことのない人は、プログラミングに関しては無関心です。
クーラーや掃除機、洗濯機やスマートフォン、これら全てがプログラミングによって作られているのに、宇宙を支配する物理法則の如く無関心なのです。
プログラミングは、あくまでも自分のしたいことを実現する手段の一つでしかないのです。
たとえば、プログラミング言語にはC言語やHTML、Javaというたくさんの種類があります。
これらは何が違うのでしょう?
答えは「文法」が違います。
それは、英語や日本語、中国語のように文法の違いがあれど、他人に自分の意思を伝えるように、プログラミング言語においてもパソコンに自分のしたいことを伝える言語であるということは代わりないのです。
では、ここまでで読者の皆さんの頭も柔らかくなってきたと思いますので、一つ簡単なゲームを製作してみましょう。
自分のキャラクターを移動させてみましょう。
え?まだプログラミングもわからないのにどうやれですって?
冒頭にもお話しましたように、プログラミング自体に意味はないのです。
では、少しゲーム製作から離れて、次の指示を実行してもらいましょう。
それでは、紙を用意して、お近くのコンビニまで行く方法を書き並べてみましょう。
ここでのコツは、事細かに書くことです。そう、できるだけ事細かに。
靴を持って、置いて、つま先から足を入れて、最後にかかとを入れて靴を履く・・・etc。
書きあがりましたら、同じ紙でも構いませんので、もう一度先ほどの自分のキャラクターの移動を、自分の書いたものを例にとって、書いてみてください。プログラミングはいりません。
画面にキャラクターが居て、キーボードの矢印キーの左を押して、キャラクターが左に動いて・・・etc。
※赤い文字に関しては次回触れます。
今書いたその紙こそがゲーム製作、プログラミングには必要なのです。
そして、プログラミングの文字列は、紙に書き出したことに対する解決策なのです。
ここで、いよいよゲームの話に入っていきましょうか。
それでは次回は、プログラミング言語についてお話しすることにします。
お疲れ様でした!